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天理教は里親活動に
取り組んでいます

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家族と暮らせない子がたくさんいます

日本には、さまざまな事情で家族と離れて暮らす子どもが約4万2千人いると言われています。背景には、保護者の病気や死亡・経済的な問題・虐待などがありますが、特に近年は児童虐待の増加により、実親に養育を任せられないケースが増加しています。


家族と離れて暮らす子どもの大半は乳児院や児童養護施設などで生活しており、里親家庭等で暮らしている子どもは約2割です。

現在、国は家庭養育優先の理念を規定し、実親による養育が困難であれば、 特別養子縁組による永続的解決や里親による養育を推進しています。


幼い乳児や児童には、特定の大人との関係が必要です。これがないと愛着障害を起こし、自信を持てず、コミュニケーション能力が劣り、大人になっても就職ができなくなるなどのリスクが高くなるといわれています。

児童にとっては、実親の代わりに深い愛情を持って育ててくれる親代わりの存在が必要なのです。

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あなたも里親になりませんか

天理教は、教祖の「人の子を預かって育ててやる程の大きなたすけはない」との言葉と「一れつきょうだい」の教えに基づき、明治43年の児童養護施設「天理教養徳院」開設にあたって中山眞之亮初代真柱が養育指針とした「人の子も我子もおなしこゝろもて おふしたてゝよこのみちの人」の歌を基本信条として、里親活動に取り組んでいます。


現在、本教の里親会の会員数は約600世帯ですが、社会の現状をみればまだまだ少ないと言えます。そこで天理教では、全教会数の1割にあたる1500家庭の里親登録を目標に掲げ、陽気ぐらし世界実現のための大切な手立てともすべく努力しています。

あたたかい家庭を必要としている子どもたちが、今も私たちのまわりにはたくさんいます。あなたも里親になりませんか。

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